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高尿酸血症の予防

高尿酸血症の合併症

老人

体内で作られる尿酸がうまく排泄されない状態が高尿酸血症ですが、この状態が長く続くと尿酸の結晶が体の関節部分に沈着します。すると強烈な痛みを伴う関節炎を引き起こし、これが痛風と呼ばれています。痛風は30代〜40代の男性に多く、閉経後の女性にも起こる症状です。原因ははっきりしていないことも多いですが、尿酸値が高くなる食事が関係していることは確かで、特にプリン体が影響していると言われています。ですので、痛風の治療には必ず食事療法が必要になり、予防する上でも食事内容の改善が鍵となります。痛風は生活習慣病である高血圧や肥満症が関与していることもあるので、食事以外にも日常生活全般を見直すことが必要になります。

プリン体の制限

プリン体は細胞の核を作る成分なので、かなり多くの食品に含まれています。更に旨味成分であることから煮干やイクラ、レバーやベーコンなど肉類や魚介類に多く含まれ、肉や魚介類から取ったスープなども注意が必要です。アルコール類の中ではビールがプリン体を多く含んでいます。脂っこく高カロリーな食品や塩分の多い食品も尿酸値の上昇につながるので制限したほうが良いでしょう。痛風発作はストレスがたまっている時に起こりやすいとも言われていますので、日常生活に適度な運動を取り入れ、充分な休養と睡眠を心がけることも大切です。これらの食品を避けた食事療法で、痛風になるリスクを減らすことができますし、同時に高血圧や肥満などの生活習慣病も改善できます。